梅雨に入ったというのに、雨はたったの1日、中休みの長いこと・・・
なんだか、もう梅雨が明けた気分ですね~
先日、子供の通う学校のPTAで、ちょっと短めな、講演会でお話を聞きました。
N ・ I ・ E(NEWSPAPER IN EDUCATION)について。
エヌアイイーと読み、学校教育などに新聞を教材として活用していこう、という取り組みです。
私がまだ学生の頃( 30年以上前ですが・・・(^_^;) )、国語の授業で、新聞の1面にあるコラムを原稿用紙に書き写すというものがありました。
それも、そのひとつですね。
我が家は「中日新聞」でしたので、『中日春秋』をほぼ、毎日切り抜き書いていました。
「毎日新聞」は『余禄』、「朝日新聞」は『天声人語』と各新聞社にもコラムがあります。
堅苦しい、政治経済の話ばかりではなく、担当者の個性が出るのでしょうか?とても身近な話題もあり、毎日読みながら写すうちに、宿題のない日も、コラムを読むのが、習慣になりました。
子供の頃に新聞といえば、テレビ欄しか見ず、1面がテレビ欄だと思っていた子供は多いのではないでしょうか?
最近は、地デジに代わり、テレビ欄さえも必要でなくなり、新聞に一緒に入る広告もスマホなどでデジタル広告が増え、見る機会が減ってきました。
ネット社会で、パソコンや携帯、スマホで十分すぎるほどの情報が、良くも悪くも送られてきます。
新聞もネットも同じ情報ではないかと思われますが、実は違うそうで・・・
ネットなどの情報は、概略を簡潔に伝えるだけで、あまり記憶に残らず、流れてしまうようです。
しかし、新聞から読み取った情報は、より詳しく書かれており、記憶に残るそうです。
新聞に限らず、書籍などでも活字離れが心配されるなかで、子供の頃から、新聞に親しんでもらおうとかなり前から始まったのが、(中日新聞の場合)サンデー版。
最近は、「こども新聞」も発行されていますね。
子供だけでなく、大人も興味を持てる内容で、目を引きます。
いろんな特集やパズルゲームや間違い探し、小説の応募コーナーや料理のレシピなど内容は幅広く楽しめます。
子供たちの新聞の閲読習慣について、調査したところ、新聞を読むようになって変化があったと答えた子供たちはなんと約60%~70%近くになっています。
また、新聞を読むようになって成績が上がったという子供も増えているそうです。
読む力といえば、国語や社会ばかりと思えますが、テストでは、すべてにおいて、読む力がなくては問題にも取り組めません。
新聞を通じて、家庭でもニュースやスポーツなどについて子供たちと会話できたら、楽しいですよね。
新刊の案内や広告、県内版、地方版には県知事の前日の行動内容や事件・事故の件数など載っているのご存知でしたか?
お休みの日に、ちょっとゆったり時間をとって、改めて新聞を隅々まで読んでみてはいかがですか?
きっと新しい、発見があると思います。
N ・ I ・ E だけでなく 企業、ビジネスマンに向けて、 N ・ I ・ B(NEWSPAPER IN BUSINESS)というのもあるようですので、ぜひ、勉強してみたいと思います。
By 木口
木口の小さな疑問・・・コラム(だけではありませんが)、記事は、縦書きで右側から左にかけて書かれているのに、
タイトルは左から右、不思議じゃありません?