こんにちは、大工の神宮司です。
朝と夜は、だいぶん涼しくなってきましたが、昼間は、まだまだ 暑い日が続きますね。
前回で下地ができて、だいぶん部屋らしくなってきました。下地が出来たら断熱材を入れていきます。
天井と外壁面の壁にグラスウールを隙間なく入れていきます。
夏場だと入れている途中でも暑さが和らぐのがわかり、効果があるのが実感できます。
作業も仕上げ材に入り床のフロアーを貼っていきます。
フロアーは、傷が付かないように、貼-りながら養生もしてしまうので、全部張り上げた姿は最後のクリーニングまで見れないのがいつも少し残念です。
今回、 洋間にピアノを置くということで、居間との間の壁に遮音を施します。
壁の中にグラスウールを入れて下地に遮音マットを貼りその上の石膏ボードを貼ります。
音の出る場所には、効果の大きい施工です。
天井にも石膏ボードの上から吸音材を貼っていきます。
遮音と違い、音を吸収してくれる仕上げ材です。同時に調湿の効果もあるので、クローゼットの天井にも
貼りました。
クローゼットは壁にも調湿効果のある仕上げ材を貼りました。
今回の工事は、洋間ということで、大工工事では特別な装飾などはありませんが、
音や湿気をテーマに、機能的で、すごしやすい部屋が完成しました。
同じような効果をお考えの方は、相談してみて見てはいかがでしょう。
大工の神宮司でした。
こんにちは、大工の神宮司です。
お盆がすぎた頃から暑さも少し和らいできましたが、
今度は雨が多くなって来ましたね。災害にならない位にしてほしいですね。
今回から部屋内の作業になります。
まず、作業もしやすくするため、床から作っていきます。
水平が狂わないように気を付けて下地を組んでいきます。
下地が終わったら隙間が出来ないように断熱材を入れて合板を貼っていきます。
合板を貼り終わると少し部屋の感じが出てきますね。
足元もしっかりして作業もしやすくなったので次は天井を作っていきます。
天井のが終わると壁の下地を作っていきます。
壁の下地は、古い柱の太さが新しい柱と違ったり反っていたりするので、壁がまっすぐ垂直になるように作ります。
すべての柱と間柱の横に垂直に下地を打つことで、綺麗に壁を作ることができます。
こんな感じで全体の下地が終わると、電気屋さんに配線などお願いします。
今回は、ここまでで、次回に続きます。
こんにちは、大工の神宮司です。
梅雨が明けた途端、毎日猛暑が続いていて、体調管理が大変ですね。
みなさんも、熱中症には気を付けてください。
前回の続きで、
屋根までできたら筋交いや補強金具など耐震に必要な補強を行い外部をシートで囲います。
今回、既設のアルミサッシも新しいものに変わりました。
外壁も変わりますので、古いものをめくってシートを貼ります。
外側は、こんな感じです。
これで、雨が降っても安心できます。
次回から内部の造作に入っていきます。
こんにちは、大工の神宮司です。
今年は、梅雨が長くて蒸し暑い日が続いていますが、
やっと梅雨の終わりが近づいて来ましたね。今度は、暑い夏が来ると、熱中症に
気を付けないといけませんね。
今回 I様邸では、二つの和室を洋間に変えてもう一部屋増築する工事を行っています。
増築部分は梁や柱などは、大工の手刻みで行いました。最近では工場で加工してもらう事が
多いのですが、増築部分によっては、大工が現場加工したりします。
建て方が終わったら屋根を作っていきます。
屋根にルーフィングと言う防水性のある材料を貼り付けて大工の屋根仕事はおわりです。
今回はここまでにして、次回に続きます。